The Knowledge Forum 2013 Russia Vladivostok

The Role and Deployment of Knowledge(Chi) Management in the Asia and Pacific region of 21st century



language Jpn/Eng

※TKFロシアは2013年4月29日、30日に無事開催を終了いたしました。

以下のURLにTKF Russiaのレポート&写真集を掲載いたしましたので、ご覧下さい
http://www.kmsj.org/archive/tkf_russia.pdf




【開催概要】

1.フォーラムのテーマ

(1)主テーマ
 「21世紀のアジア・太平洋地域における持続的発展に果たす知の経営の役割と展開」

(2)サブテーマ
 「世界における新たな産業クラスターのために産・官・学の知のネットワーク化の進展」


2.フォーラムの目的

 世界中、特にアジア諸国からの知の経営専門家にウラジオストクに集まって頂き、世界の持続的な経済成長のために知の経営が果たす役割について議論しアイディアを共有してもらうことを目的とする。


3.フォーラムの展望

 ビジネス領域における知の創造及び知の経営理論の背景にある異なった文化や考え方の重要性について議論する。


4.公式言語

 日本語、ロシア語、及び英語


5.主催者

 ロシア連邦極東大学(Far Eastern Federal University、以下FEFU)
 代表者:イヴァニェーツ セルゲイ ウラジーミロヴィチ学長
 所在地:ロシア連邦沿海州ウラジオストク市

 日本ナレッジ・マネジメント学会(Knowledge Management Society of Japan、以下KMSJ)及び日露フォーラム事務局による共催
 議長:FEFU科学及びイノベーション担当副学長プロツェンコ氏


6.場所及び規模

 ロシア連邦ウラジオストク市にあるFEFUルースキー島新キャンパスにて開催し、学者、学生、実業人及び官僚を含む少なくとも100名の参加を見込む。


7.基調講演及び他の講演者

分類

Category

講演者

Speaker

講演テーマ

Speech Theme

講演のポイント

Speech Point

備考

基調講演

Key Note

Speech

エーザイ株式会社

執行役員・知創部長 

高山千弘氏.

TAKAYAMA/ Chihiro, M.B.A., Ph.D.
 Officer, Executive Director
Knowledge Creation Department
Eisai Co., Ltd.

ヒューマン・ヘルスケアという共通善を目指す製薬企業における知識創造活動

Knowledge Creation Activities by a pharmaceutical company leading to the realization of human healthcare as common good

Busintameess Model Innovation incorporated by Knowledge Creation Theory

日本企業の新しい経営のあり方を求めて、ソーシャル・イノベーション(社会的価値創造)と収益性(経済的価値創造)の二律創生を共通感覚として組み込んだ理念経営の実践

New Stream of Management for Cause-related Activities in Japanese Pharmaceutical company ”Eisai” implementing Philosophical Management

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知の経営

Chi Management

KMSJ副理事長・新潟大学大学院技術経営研究科

特任教授 梨 智弘 氏

TAKANASHI / Tomohiro

Executive Vice President, KMSJ

Specially appointed professor, Graduate School for Management of Technology, Niigata University

「知の経営の基本的概念の意味とは?」

“Implication of Basic Concept

for Chi Management”

知の社会の新しい経営の基本的考え方とは?

New aspects of Management

in Chi Society

4/29

KMSJ理事・東京経済大学

教授 植木 英雄 氏

UEKI / Hideo

Director, KMSJ

Professor, Tokyo Keizai University

自動車開発機能の国際移転-中国日系JVCにおける現地化とリバースイノベーションの課題ー

International Transfer of Automotive Development Function- The Problem of Localization and Reverse Innovation at Japanese JVC in China-

自主ブランド車の開発要請に適応して中央集権から連邦調整型R&D形態に移行するトヨタの創造的人材育成を考察する。

Creative R&D transfer and HRD of Toyota Way to deploy original brand cars in China.

4/30

KMSJ会員・DynaxT

代表取締役社長 大和田 昭邦 氏

OOWADA / Akikuni

Member, KMSJ

President, DynaxT

「価値はデジタルではなく、アナログ力の方にある 」〜7つの習慣と「ことのは」

Value of corporations is based on an analogous intellectual power not digital

 

4/29

医療経営

Health Care

Management

KMSJ理事・医業経営コンサルタント

拓殖大学非常勤講師

経営学博士 小野瀬 由一 氏

Ph.D. ONOSE / Yoshikazu

Director, KMSJ

Registered Healthservice Management Consultant, Part-time Lecturer, Takushoku University & Sangyonoritu University

「日本の医療・介護の現状とナレッジ経営」

“Current situation of medical and nursing care in Japan and Knowledge management”

超高齢社会の日本の医療・介護の現状とナレッジ経営の重要性を考察する。

Consider the importance of Knowledge management and the current situation of medical and nursing care of elderly Japanese super-aging society.

             

4/29

産業

Industry

KMSJ副理事長・スズキ自動車

前監査役 久米 克彦 氏

KUME / Katsuhiko

Executive Vice President, KMSJ

The Former Statutory Auditor,

Suzuki Motor Corp.

スズキのアジア戦略と技術移転

Suzuki’s Asian Strategy and Transfer of

Technology

4輪メーカーとしてアジア市場の重視と技術移転の課題をインドの例に基づき考察

A study on Suzuki’s behavior ~ concentration of resources for investment more on Asian market as a small car marker and transfer of technology requires to share the corporate philosophy

4/30

産業

(金融)

Industry

(Monetary)

 

拓殖大学

准教授 山村延郎氏

YAMAMURA / Noburo

Professor

Takushoku University

日本の金融産業と情報通信技術

Japanese Financial Industry and
Information and Communication Technology

日本金融産業はICTを活用し知識経営を重視すべきであるとの提言

ICT will support Banking business by customizing or choosing products for each customers as well as providing portals for matching lenders and borrowers. Risk management will be also supported by ICT. Their top management and academics should regard knowledge management.

4/30

 

 

 

 

 

産業

Industry

IT

株式会社インテリジェントウェイブ

会長 安達一彦 氏

ADACHI / Kazuhiko

Chairman of the Board

tIntelligent Wave Co.,Ltd.

M2M革命

M2M Revolution

新段階に入るITで世界の産業・企業が大きく変わる〜M2Mの方向に関する考察

Consideration on new trend of

M2M,which is expected to key to change the world industries and corporations

4/30

 

,

 

 

 

人材育成

Human Resource

株式会社ランドスコープ

社長 永里伸一 氏

企業内知的リソースを活用した人材育成

Manpower development utilizing internal knowledge resources.

『キャリア教育支援フリーペーパー『しごとびと』発行による、地方の大学受験予備校の経営安定化の考察』
Consideration of the ongoing effort to stabilize the management of a local college-prep school through the publication of a free whitepaper entitled “Shigotobito” (Working People), which aims to provide career-education support.

4/30

伝統文化

Traditional Culture

 

KMSJ理事・アート部会長

拓殖大学非常勤講師

経営学博士 小野瀬 由一 氏

Ph.D. ONOSE / Yoshikazu

Art Group ChairDirector, KMSJ

Part-time Lecturer, Takushoku University & Sangyonoritu University

「芸道(Geido)と武道(Budo)から学ぶ日本の強み」

“Strengths of Japan learn from 芸道(Geido)&武道(Budo

日本の芸道(Geido)・武道(Budo)から日本の強みを学び、それら強みの企業経営への展開法を考察する。

Learn the strengths in Japan from 芸道(Geidoand 武道 (Budo) , and consider the expansion method of corporate management by those strengths.

4/30

 



8.発表形式

 ・日本側発表は日本語で行い、ロシア語逐次通訳を行う。
 ・ロシア側発表はロシア語で行い、日本語逐次通訳を行う。
 ・日本及びロシア以外の発表は英語で行い、ロシア語逐次通訳を行う。
 ・発表資料は英語で作成する。


9.フォーラム日程

4月29日(月)
 09:00-09:30
 会場にて登録(極東連邦大学ルースキー島キャンパス会議場)

 09:30-11:20
 オープニング全体会議

 11:30-12:30
 昼食(ルースキー島内 レストランにて)

 12:30-13:00
 都心・極東連邦大学図書館大ホールへ移動。

 13:00-18:10
 TKF RUSSIA 2013 第1日目(極東連邦大学図書館大ホール)
  ・総合議長: プロツェンコ・イーゴリ・ゲンナーディエヴィチ 極東連邦大学副学長(学術イノベーション担当)

 13:00-14:30
 第1セッション(モデレーター・プロツェンコ I.G.)
  ・13:00-14:00 基調講演 高山千弘氏((株)エーザイ知創部長)「ヒューマン・ヘルスケアという共通善を目指す製薬企業における知識創造活動」
  ・14:00-14:30 マースロフ・アレクセイ・アレクサンドロヴィチ(国立高等経済学院 東洋学科長、中国戦略研究センター長)「文化的ステレオタイプの境界線を越える教育。新たな世代と新たな傾向」

 14:30-14:40
 コーヒーブレイク

 14:40-15:50
 第2セッション(モデレーター・高山千弘)
  ・14:40-15:20 小野瀬由一(日本ナレッジ・マネジメント学会理事・経営学博士)「日本の医療・介護の現状とナレッジ経営」
  ・15:20-15:50 プロツェンコ I.G.「企業利益に即した専門人材の契約的育成」

 15:50-16:05
 コーヒーブレイク

 16:05-17:15
 第3セッション(モデレーター・マースロフA.A.)
  ・16:05-16:45 高梨智弘(日本ナレッジ・マネジメント学会副理事長・新潟大学大学院技術経営研究科特任教授)「知の経営の基本的概念の意味とは?」
  ・16:45-17:15 グロムイコ・ユーリー・ヴャチェスラヴォヴィチ(予測研究所、ロシア国家賞(教育分野)受賞者)「ネットワーク中心システムにおけるナレッジマネジメント:問題の設定から知へ」

 17:15-17:30
 コーヒーブレイク

 17:30-18:10
 第4セッション(モデレーター・久米克彦)
  ・17:30-18:10 大和田 昭邦((株)DynaxT 代表取締役社長)「価値はデジタルではなく、アナログ力の方にある」

 18:10-19:00
 移動

 19:00-21:00
 公式レセプション(ホテル・ヴェルサイユにて)

4月30日(火)

 09:00-15:45
 TKF RUSSIA 2013 第2日目(極東連邦大学図書館大ホール)

 09:00-10:20
 第5セッション(モデレーター・フェシュン・アンドレイ・グリゴーリエヴィチ。国立高等経済学院東洋学科日本セクション指導官)
  ・09:00-09:40 久米克彦(日本ナレッジ・マネジメント学会副理事長)「スズキのアジア戦略と技術移転」
  ・09:40-10:20 グーセヴァ・ナターリヤ・イーゴレヴナ(国立高等経済研究所。総合的・戦略的マネジメント学科教授、経営学部国際プログラム指導官)「共同プログラム実現におけるナレッジマネジメント。露独プログラム Doing Business in Russiaの経験」

 10:20-10:30
 コーヒーブレイク

 10:30-11:40
 第6セッション
  ・10:30-11:10  植木英雄(日本ナレッジ・マネジメント学会理事・東京経済大学経営学部教授)「自動車開発機能の国際移転-中国日系JVCにおける現地化とリバースイノベーションの課題」
  ・11:10-11:40 フェシュン A.G. 「日本の地域主義と地域同一性のコントロールをめぐる問題。ロシアからの視点。」

 11:40-11:50
 コーヒーブレイク

 11:50-12:30
 第7セッション(モデレーター・グーセヴァ)
  ・11:50-12:30 山村延郎(拓殖大学准教授)「日本の金融産業と情報通信技術」

 12:30-13:45
 昼食

 13:45-15:45
 第8セッション(モデレーター・グロムィコ)
  ・13:45-14:25 安達一彦(株式会社インテリジェントウェイブ会長)「M2M革命」
  ・14:25-15:05 永里伸一(株式会社ランドスコープ社長)「企業内知的リソースを活用した人材育成」
  ・15:05-15:45 小野瀬由一(日本ナレッジ・マネジメント学会理事・経営学博士)「芸道(Geido)と武道(Budo)から学ぶ日本の強み」

 16:00-17:00
 全分科会による総括(極東連邦大学図書館大ホール)

10.参加費用及び日本からのTKFロシアツアー料金

 ・登録費(会議当日の食事代を含む)\30,000及び公式レセプション参加費¥5,000
 ・TKFロシアツアー料金
  \240,000(上記登録費及び公式レセプション費用並びに宿泊費、現地移動費用を含む)
  なお日本以外からの参加者については各自負担で現地参加、但しTKF参加登録、公式レセプション参加登録はKMSJで受付、日本からの参加者と一括でロシア側に対応依頼。

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