メールマガジン
No.43 2011年3月22日発行
☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★☆☆★☆☆
日本ナレッジ・マネジメント学会メールマガジン
第43号 2011/3/22
☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★☆☆★☆☆
このたびの東日本大地震により被害を受けられました皆さまに
謹んでお見舞い申し上げます。
皆さまの安全と一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。
編集・発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局
□ 目 次
◆ナレッジマネジメント講演会を開催いたします。
◆2011年学会の大会について
◆2011年年次大会の写真レポート(速報版)を掲載しました
--------------------------------------------------
◆ナレッジマネジメント講演会を開催いたします。
(日本ナレッジ・マネジメント学会事務局)
今年の4月より、定期的にナレッジマネジメントに関する講演会を
開催することとなりました。
ナレッジマネジメントの最新、あるいは専門的な知識や情報などを
得る機会を設けて、会員の皆様が積極的に学会の活動へ参画できる
機会を増やしていくことを目指します。
・会 場:東京都南部労政会館
東京都品川区大崎1丁目11-1 (大崎ゲートシティ隣接)
JR大崎駅 南改札口より徒歩3分
・日 時:4月20日、5月11日、7月13日 18:30-20:30
・参加費:本学会員 無料、会員以外1,500円
・お申込方法
※現在は、4月20日の講演会のみの受付となります。
日本ナレッジ・マネジメント学会事務局へ
1.会員の種別(個人・法人・非会員)
2.氏名
3.所属を記したメールで申し込んでください。
申込先E-Mailアドレスは kms@gc4.so-net.ne.jp です。
申込メールの件名は「4.20講演会参加申込」として下さい。
・講演会プログラム
4月20日(水)「ダイバーシティ(多様性)を組織に活かす」
講師:北尾真理子(株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表)
5月11日(水)「地デジ後を語るスマートテレビとナレッジマネジメント」 講師:山崎秀夫(日本ナレッジ・マネジメント学会専務理事)
7月13日(水)「顧客ナレッジ からの企業変革(仮)」
講師:澤谷みち子(日本ナレッジ・マネジメント学会理事)
・問合先 日本ナレッジ・マネジメント学会事務局
TEL:03-3270-0020 E-Mail:kms@gc4.so-net.ne.jp
◆2011年KM学会の大会について
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事長 森田 松太郎)
2011年3月5日、日本ナレッジ・マネジメント学会の年次大会及び
総会が法政大学市ヶ谷キャンパス58年館の教室で開催された。久し
ぶりに教室で開催されたので、参加者は学生時代の雰囲気を味わっ
たものと思う。
今回は多数の参加者があり、教室の中は立錐の余地がないほどの
参加者があり盛会であった。
今回のテーマは「イノベーションを起こすリーダーシップ」とい
う時流に合ったテーマであった。
始めに大会の主催校である法政大学の小門教授からご挨拶があっ
た。ついで学会の森田理事長から挨拶があり、10時から法政大学の
前学長であった清成先生から「知識創造とイノベーション」という
題でKMの歴史に関するご講演を頂いた。先生はオーストリア学派
であるシュンペーターの創造的破壊について言及され、ドラッカー
もオーストラリアであると指摘された。ドラッカーは理論というよ
り実例で知的創造について影響力を発揮した。シュンペーターの影
響力とその系譜についてお話をされ大変印象的であった。
次いで11時から神戸大学の加護野教授から規範的経営学のススメ
についての話があった。先生は3月末で神戸大学を退職するので
神戸大学の教授の肩書で話をするのはこれが最後になるとの話であ
った。先生は企業の目的は利益の追求だけで良いのかという点につ
いてお話を頂いた。利益追求のあまり粉飾決算をする経営者のモラ
ルが問われる。良い経営を行っている経営者は企業は社会の公器で
あると考えている。
午後は二つの会場に分かれて開催された。メインの会場ではエー
ザイの知創部長の高山氏からヒューマン・ヘルスケア企業を目指す
エーザイの知識創造の題でエーザイの考えている顧客満足とエーザ
イの社員の実践についての話があり大変印象的であった。次いで富
士ゼロックスKDIの萩原氏から実践的のリーダーシップについて
報告があった。次にソラック・コーポレーションの田辺氏からEQ
とキャリアデザインについての報告があった。次の紅一点のIMS
コンサルティングの前原さんから女性の立場からみて生き方の多様
性と企業におけるキャリアパスについて報告があった。大阪学院大
学の喜田教授から先生お得意のデータマイニングの「再」導入につ
いて報告を頂いた。
第二会場は公募テーマの報告で一ツ橋大学大学院の広瀬氏から地
域知縁のまちづくりの報告が、大分大学の非常勤講師の安部氏から
知識創造からみた中小企業における地域ブランド商品の開発等の研
究の報告があり、最後にIMSコンサルティングの八代氏から資源
小国日本を救う日本型エコ産業について報告があった。
第一会場、第二会場ともに熱の入った報告で、KM学会が新しい
ステージに入ったと感じる印象に残る学会であった。
学会終了後私学会館アルカディアで恒例のパーティが開催され盛
り上がった。
今回の学会におけるご講演と報告を聞いて、知の広がりを改めて
感じた次第である。
◆2011年年次大会の写真レポート(速報版)を掲載しました
(メルマガ担当理事 松本 優)
3月5日の年次大会はお疲れ様でした。ご参加いただいた皆様、
準備や運営をいただいた関係者の皆様ありがとうございました。
今号では写真速報として、実施されたプログラムにそっての
写真レポートをお届けします。
上記の森田理事長のご報告と併せて、当日の雰囲気を味わって
ください。
以下のURLでご覧下さい。
http://www.kmsj.org/archive/20110305photo.pdf
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[日本ナレッジ・マネジメント学会 メールマガジン]
地震の影響もありまして、当メルマガの発行が遅れましたことをお詫びいたします。
内容についてのご意見、ご感想及びメールアドレスの変更などは以下の
アドレスにお願いします。 (編集長 松本 優)
学会アドレス:kms@gc4.so-net.ne.jp
編集・発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局(森田隆夫)
問合先 日本ナレッジ・マネジメント学会事務局
TEL:03-3270-0020 E-Mail:kms@gc4.so-net.ne.jp
日本ナレッジ・マネジメント学会メールマガジン
第43号 2011/3/22
☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★☆☆★☆☆
このたびの東日本大地震により被害を受けられました皆さまに
謹んでお見舞い申し上げます。
皆さまの安全と一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。
編集・発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局
□ 目 次
◆ナレッジマネジメント講演会を開催いたします。
◆2011年学会の大会について
◆2011年年次大会の写真レポート(速報版)を掲載しました
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◆ナレッジマネジメント講演会を開催いたします。
(日本ナレッジ・マネジメント学会事務局)
今年の4月より、定期的にナレッジマネジメントに関する講演会を
開催することとなりました。
ナレッジマネジメントの最新、あるいは専門的な知識や情報などを
得る機会を設けて、会員の皆様が積極的に学会の活動へ参画できる
機会を増やしていくことを目指します。
・会 場:東京都南部労政会館
東京都品川区大崎1丁目11-1 (大崎ゲートシティ隣接)
JR大崎駅 南改札口より徒歩3分
・日 時:4月20日、5月11日、7月13日 18:30-20:30
・参加費:本学会員 無料、会員以外1,500円
・お申込方法
※現在は、4月20日の講演会のみの受付となります。
日本ナレッジ・マネジメント学会事務局へ
1.会員の種別(個人・法人・非会員)
2.氏名
3.所属を記したメールで申し込んでください。
申込先E-Mailアドレスは kms@gc4.so-net.ne.jp です。
申込メールの件名は「4.20講演会参加申込」として下さい。
・講演会プログラム
4月20日(水)「ダイバーシティ(多様性)を組織に活かす」
講師:北尾真理子(株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表)
5月11日(水)「地デジ後を語るスマートテレビとナレッジマネジメント」 講師:山崎秀夫(日本ナレッジ・マネジメント学会専務理事)
7月13日(水)「顧客ナレッジ からの企業変革(仮)」
講師:澤谷みち子(日本ナレッジ・マネジメント学会理事)
・問合先 日本ナレッジ・マネジメント学会事務局
TEL:03-3270-0020 E-Mail:kms@gc4.so-net.ne.jp
◆2011年KM学会の大会について
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事長 森田 松太郎)
2011年3月5日、日本ナレッジ・マネジメント学会の年次大会及び
総会が法政大学市ヶ谷キャンパス58年館の教室で開催された。久し
ぶりに教室で開催されたので、参加者は学生時代の雰囲気を味わっ
たものと思う。
今回は多数の参加者があり、教室の中は立錐の余地がないほどの
参加者があり盛会であった。
今回のテーマは「イノベーションを起こすリーダーシップ」とい
う時流に合ったテーマであった。
始めに大会の主催校である法政大学の小門教授からご挨拶があっ
た。ついで学会の森田理事長から挨拶があり、10時から法政大学の
前学長であった清成先生から「知識創造とイノベーション」という
題でKMの歴史に関するご講演を頂いた。先生はオーストリア学派
であるシュンペーターの創造的破壊について言及され、ドラッカー
もオーストラリアであると指摘された。ドラッカーは理論というよ
り実例で知的創造について影響力を発揮した。シュンペーターの影
響力とその系譜についてお話をされ大変印象的であった。
次いで11時から神戸大学の加護野教授から規範的経営学のススメ
についての話があった。先生は3月末で神戸大学を退職するので
神戸大学の教授の肩書で話をするのはこれが最後になるとの話であ
った。先生は企業の目的は利益の追求だけで良いのかという点につ
いてお話を頂いた。利益追求のあまり粉飾決算をする経営者のモラ
ルが問われる。良い経営を行っている経営者は企業は社会の公器で
あると考えている。
午後は二つの会場に分かれて開催された。メインの会場ではエー
ザイの知創部長の高山氏からヒューマン・ヘルスケア企業を目指す
エーザイの知識創造の題でエーザイの考えている顧客満足とエーザ
イの社員の実践についての話があり大変印象的であった。次いで富
士ゼロックスKDIの萩原氏から実践的のリーダーシップについて
報告があった。次にソラック・コーポレーションの田辺氏からEQ
とキャリアデザインについての報告があった。次の紅一点のIMS
コンサルティングの前原さんから女性の立場からみて生き方の多様
性と企業におけるキャリアパスについて報告があった。大阪学院大
学の喜田教授から先生お得意のデータマイニングの「再」導入につ
いて報告を頂いた。
第二会場は公募テーマの報告で一ツ橋大学大学院の広瀬氏から地
域知縁のまちづくりの報告が、大分大学の非常勤講師の安部氏から
知識創造からみた中小企業における地域ブランド商品の開発等の研
究の報告があり、最後にIMSコンサルティングの八代氏から資源
小国日本を救う日本型エコ産業について報告があった。
第一会場、第二会場ともに熱の入った報告で、KM学会が新しい
ステージに入ったと感じる印象に残る学会であった。
学会終了後私学会館アルカディアで恒例のパーティが開催され盛
り上がった。
今回の学会におけるご講演と報告を聞いて、知の広がりを改めて
感じた次第である。
◆2011年年次大会の写真レポート(速報版)を掲載しました
(メルマガ担当理事 松本 優)
3月5日の年次大会はお疲れ様でした。ご参加いただいた皆様、
準備や運営をいただいた関係者の皆様ありがとうございました。
今号では写真速報として、実施されたプログラムにそっての
写真レポートをお届けします。
上記の森田理事長のご報告と併せて、当日の雰囲気を味わって
ください。
以下のURLでご覧下さい。
http://www.kmsj.org/archive/20110305photo.pdf
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地震の影響もありまして、当メルマガの発行が遅れましたことをお詫びいたします。
内容についてのご意見、ご感想及びメールアドレスの変更などは以下の
アドレスにお願いします。 (編集長 松本 優)
学会アドレス:kms@gc4.so-net.ne.jp
編集・発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局(森田隆夫)
問合先 日本ナレッジ・マネジメント学会事務局
TEL:03-3270-0020 E-Mail:kms@gc4.so-net.ne.jp