No.179 2026年2月12日発行

No.179 2026年2月12日発行
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日本ナレッジ・マネジメント学会
メールマガジン 第179号 2026/2/12発行
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■■目 次■■

◆第28回年次大会開催報告(中間報告)

◆第71回知の創造研究部会20周年記念乙部社長の講演会の案内

◆第72回知の創造研究部会20周年記念中川学長の講演会の案内
◆新コーナーのお知らせ

◆学会事務局からのお知らせ

◆編集後記 


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◆第28回年次大会開催報告(中間報告)
日本ナレッジ・マネジメント学会 第28回年次大会は、 2025年11月30日(日)にリアルとオンラインでのハイブリッド形式で開催されました。
 本大会の詳細なレポートは、完成次第お届け致します。


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◆第71回知の創造研究部会20周年記念乙部社長の講演会の案内 (本学会理事・知の創造研究部会長 植木英雄)
本学会知の創造研究部会創設20周年記念で、 LIGHTz社長 乙部信吾氏の講演会を下記の要領で行います。
2026年2月20日(金)夜18:30~20:30 
Zoomオンラインで実施。
【演題】生成AI技術で拡がる 「暗黙知×AI」 の可能性 ―AIエージェント、フィジカルAI等の トレンドについての一考察―
【要旨】 LIGHTz社は創業来の10年に渡り、「汎知化®(はんちか)」 という独自の 「技術伝承×AIソリューション」 の開発、 提供を続けてきました。代表の乙部社長は、キヤノンにてレンズ研磨の生産技術 業務の携わり、技術コンサルティング会社の代表、 中小金型メーカの経営の経験を経て、LIGHTz社を 創業しています。2021年に開催された東京オリンピックでは、フェンシングの日本代表チームを「試合戦略のAI化」 という取り組みで支援し、金メダル獲得にも貢献しています。

同社は 「AIエージェント」 という概念が無かった頃から 個人の思考をAI化するという「ブレインモデル®」テクノロジーの研究開発 に力を注いでおり、その事業ポテンシャルは、 生成AI技術の登場と共に、製造業DXの世界でより力強く花開こうとしています。 今回の講演では、現在トレンドとなっている 「フィジカルAI」 のポテンシャルへの考察を含め、 「ヒューマン・イン・ザ・ループ」 の考え方でAI開発を 続けるLIGHTz社が有する事例紹介と未来予測を存分に語ってもらいます。
【企業情報】株式会社LIGHTz
https://lightz-inc.com/about/#about

講演にはどなたも無料で参加可能です。 講演後、参加者の皆さんと質疑・討論の場を設けます。
司会:植木英雄 (日本ナレッジ・マネジメント学会理事・ 知の創造研究部会長)
参加申し込み先:https://kmsj20260220.peatix.com/

上記のPeatix(登録・参加費無料)から申し込まれた方に Zoom ID、パスコード、URL情報を前日19日(木)夜 お知らせします。
(視聴Zoomの要事前更新)
申込〆切: 2026年2月19日(木曜13 時)まで。
(非会員の方も参加可能です。都合で途中からの参加、 退出構いません。


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◆第72回知の創造研究部会20周年記念中川学長の 講演会の案内 (本学会理事・知の創造研究部会長 植木英雄)
日時: 2026年3月13日(金)夜18:30~20:30  Zoomオンラインで実施。
【演題】
  「AI時代の隠れた競争ファクター:大陸法vs 英国法の価値観、 発想法による事業開発の競争力」
    講師: 中川功一先生 (やさしいビジネススクール学長)
【要旨】 
中川先生には課題の理論的なフレームワーク (分析枠組み)の提示と事業開発、知識創造、産業のゲームチェンジに関する実践事例を交えて講演をして頂きます。
AI、ロボット、はたまたESGやDEIと、ビジネス環境が 激変していますが、その事業変化のタイプに2種類のパターンがあり、事業発展のかたちを左右する隠れた競争ファクターがあることが、近年明らかになってきました。それが、「大陸法vs英国法」です。

法体系や、それを前提とした社会の仕組みがある種の事業にはプラスに働き、またある事業ではマイナスに働く。
すなわち、各国の法文化と、得意とする事業領域とに 密接な関係があることや、また別の見方をすれば、 事業領域ごとに適切な法体系の事業開発手法を適用することで、成功の確率を高められる…と考えられるのです。
経営学の新理論として急浮上してきた「大陸法vs英国法」 という分析枠組みから、何が見えてくるのか。それが、 事業開発、知識創造、産業のゲームチェンジにどう影響するのか。皆さんに新しい分析視座を獲得してもらえるようにいたします。

中川功一先生の略歴:
東京大学大学院経済学研究科経済学博士。駒澤大学経営学部講師、大阪大学大学院経済学研究科准教授などを経て、現在、やさしい ビジネススクール学長。 YouTube「中川先生のやさしいビジネス研究」は登録者数 6万人超の経営学者 トップYouTubeチャンネル。
新刊 「行動経済学がマンガで3時間でマスターできる本」 発売中! やさしいビジネススクール
URL:https://yasabi.co.jp/
講演にはどなたも無料で参加可能です。 講演後、参加者の皆さんと質疑・討論の場を設けます。
司会:植木英雄 (本学会理事・知の創造研究部会長)
参加申し込み先:

https://kmsj20260313.peatix.com/ 申込〆切: 2026年3月12日(木曜正午)まで。
(非会員の方も参加可能です。都合で途中からの参加、 退出構いません。
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◆新コーナーのお知らせ

ナレッジ・マネジメント関連書籍を紹介する「推薦図書」 ページが公開されました!(本学会理事 荒木聖史)

このたび、日本ナレッジ・マネジメント学会の公式ウェブ サイトにて、新たに「推薦図書」コーナーを開設いたしま した。 本コーナーでは、KMに関連する国内外の書籍を紹介して います。

掲載ページはこちら:https://kmsj.org/recommended_book/
知の探求を深めたい方、研究・実践のヒントを得たい方に とって、学びの入り口となるようなラインナップを今後も 随時更新してまいります。
※もし「この一冊を紹介したい!」という推薦書が ございましたら、ぜひ広報アドミ(publicity@kmsj.org) までご連絡ください。
会員のみなさまの「知の推薦」が、次の学びの扉を ひらきます。 

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◆本学会事務局からのご案内
◎年会費のお支払いについて


2025年度(〜2026年3月末)分の年会費を未納の方は、 下記口座までお振込をお願いいたします。


【個人会員年会費】8,000円


■銀行口座:
口座名義:日本ナレッジ・マネジメント学会
ゆうちょ銀行 〇一九(ゼロイチキュウ)店
当座預金 口座番号:0392470


■郵便振替口座:
加入者名:日本ナレッジ・マネジメント学会
記号番号:00190-4-392470


◎住所・連絡先等の変更がある方は、以下までメールで
ご連絡ください
:
E-Mail:kmsj@ibi-japan.co.jp


◎新規入会をご希望の方へ
:
下記の当学会HPをご参照のうえ、申込フォームに記入・
押印して事務局へご送付ください。

https://kmsj.org/intro/application/

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◆編集後記

こんにちは、寒い毎日が続きますね。当学会広報担当 理事の清水美也子でございます。 旬な話題として、今年のダボス会議について書かせて ください。 ユヴァル・ノア・ハラリ氏が 「言葉でできているものは、すべてAIに奪われる (Everything made of language can now be taken over by AI)」 という挑発的な言葉を残しましたが… この一節に、私たちナレッジマネジメントの研究者、 実践者はどう向き合うべきでしょうか。

私たちがずっと大切にしてきたSECIモデルの 枠組みの最初のステップである共同化(Socialization)― すなわち、経験や感覚を共有し、信頼関係の中で暗黙知を分かち合うプロセス―は、いまのところAIでは 置き換えにくい営みです。
一方で、共同化の先にある表出化(Externalization)― 共有された暗黙知を言語化し、形式知へと変換していく プロセス―は、AIの力を存分に活用できる分野です。
対話の記録をもとにマニュアルや手順書を自動生成したり、議論の中から共通項を抽出して可視化したり。 「共同化→表出化」のシームレスな移行を支えるサイクル は、AI時代における新しいKMのかたちになり得ますし、 導入が比較的容易なところでしょう。

—-AIに奪われるのではなく、AIと共創する未来を造りたい—-
私は、そんな思いを同じくするクライアントと議論しつつ、こじんまりしたシステムと温かな場を構築する日々を 過ごしております。
この過渡期に、こういったお仕事が 出来ることは、実践者としてとても幸せなことかも しれませんね!
形式知がLLMによって大量かつ瞬時に生成される便利な時代だからこそ、文脈のなかで語られる想い、経験のな かで育まれる知恵、そうした関係性のなかで生まれる知は、これからも人の営みの中心にあり続けると信じます。

きっと、それこそがナレッジマネジメントの粋でありましょう。

さて…いま私たち広報アドミでは、当学会における人の 営みのインフラとしての機能をより強化すべく、新たな 会員サービスの導入を検討中です。会員の皆さまと知を 共有し、共に歩んでゆける実感が持てるようなしくみを 形にしていきたいと考えています。

このメールマガジンも、ささやかながら、そんな営みのひとつ。いつも読んでくださってありがとうございま す。

日々の実践のそばに、ナレッジマネジメントを。そして変化の時代にこそ、希望を育てる知の営みを。これからも、皆さまとご一緒できたら幸いです。(清水 美也子)

次回の定例メルマガ第180号は、4月中旬の発行予定でございます。



第180号の投稿原稿の締め切りは3月31日(火)とさせて
いただきます。


投稿を希望される場合は、原稿を作成のうえ、 下記のガイドラインに沿ってメール送付願います。


【送付先】編集担当(広報チーム)宛てpublicity@kmsj.org


※オペレーション改善の観点から、メールでのご送付に加えまして学会理事・幹事からの原稿依頼については、 当学会Slackでの内部情報共有もお願いしたいと思います。
(外部の皆様からの依頼につきましては、従来どおり メールのみで結構です) 

【メルマガ掲載希望原稿の依頼の方法・投稿のガイド ライン】

・ご送付頂いた原稿をそのまま使用致します。(但し レイアウト等を全体の編集で調整する場合があります。)

・「本文」に加えメルマガ目次に使用するための 「タイトル」を示し、参考情報等は、ハイパーリンクを 埋め込むか、或いはファイル添付にて送付願います。

・締め切り期日厳守願います。締め切り期限を過ぎた場合は、編集の都合で掲載出来ませんのでご了承下さい。

・基本的に、締め切り後の原稿修正および発行後の記事訂正には応じかねます。
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編集:メルマガ編集担当幹事 瀬戸陽子

編集補助: 広報担当理事 清水美也子 荒木聖史

発行:日本ナレッジ・マネジメント学会広報チーム

配信: 日本ナレッジ・マネジメント学会事務局 リエゾンオフィス