KMSJ メールマガジン第133号
■□—————————————–
日本ナレッジ・マネジメント学会
メールマガジン 第133号 2020/8/10
—————————————□■■
■■目 次■■
◆第23回定時総会(2020年6月6日(土)開催)の報告
◆第50回知の創造研究部会のご案内
◆実践ナレッジ・イノベーション研究部会の今後の開催日程について
◆第23回年次大会のご案内:第1報
◆学会誌第19号投稿の募集案内
◆リレーエッセイ
◆本学会事務局からのご案内
◆広報業務協力者募集のお知らせ
◆編集後記
======================
◆第23回定時総会(2020年6月6日(土)開催)の報告◆
総務会計アドミリーダー 幹事 穂積義剛
大会・研究会アドミリーダー 理事 西原文乃
6月6日に開催した定時総会については、速報として概要について6月16日の
メルマガでお送りしていますが、今回は内容についてお送りします。
1.一條会長から示された学会のミッション・ビジョン・バリュー
一條会長から「New Normalを知識創造で実現する」というタイトルで会員向けに
メッセージが発信されました。ここで示されたミッション・ビジョン・バリューは、
学会のホームページに掲載して周知を図ってまいります。
(要旨)
新型コロナウイルスの影響が今後どうなるかという予測に基づいて、
新たなチャレンジをしなければならない。しかし日本企業は、一橋大学名誉教授の
野中郁次郎先生たちが『失敗の本質』で示したように環境変化への適応力が弱い上に、
平成不況を経てチャレンジ精神が失われている。コロナ禍に直面している今こそ自らの
「Creative Confidence」を再認識し、会員全員が変革を起こすリーダーとなるときで
ある。
日本ナレッジ・マネジメント学会のミッション・ビジョン・バリュー
ミッション:
〇人間のもつ知識を総動員してナレッジ・マネジメントの研究とその実践をはかる
ことにより、社会的課題の解決を図り、社会に貢献する
2030年にむけたビジョン:
〇ナレッジ・マネジメントの研究と実践を志す個々人、組織が集う、オープンで
ダイナミックに進化するナレッジ・マネジメントのプラットフォームとなる。
〇このナレッジ・プラットフォームを通じて、デジタルとアナログ、理論と実践、
日本とグローバルのシンセシスを通じて社会的課題の解決に貢献する。
バリュー:
〇イマジネーション:学会員は互いの想像力を磨き上げる
〇インクルーシブネス:学会員は異なる意見を退けず、異なる意見の統合から新しい
価値を生み出す
〇インテグリティ:学会員は高潔であり、公共善のために活動する
〇オープンネス:学会員は環境に対して常に開かれている
〇エガリタリアン:学会員は権威主義とは無縁で、全員がフラットで平等につながり、
心理的な安心のもとに活動する
2.参加者の感想
60名の参加者のうち、35名の方から回答を頂きました。全員から総会に参加して
満足したとの回答を頂きました。あらためて、ご参加に感謝いたします。詳細はPDFを
ご参照ください。
<http://www.kmsj.org/wp/wp-content/uploads/2020/08/20200809_2.pdf>
今回はZoomのブレイクアウトルーム機能を活用して、 自己紹介やフューチャー
セッションなど 、会員同士が対話をする機会を設けました。学会や総会の運営に
ついて、評価を頂いた点もありますが改善点のご指摘も頂きました。今後の総会や
大会の運営に生かしてまいる所存です。
======================
◆第50回知の創造研究部会のご案内◆
(本学会理事 知の創造研究部会長 植木英雄)
近年社内ベンチャー制度を含む新規事業提案制度が注目を浴び様々な
形で取組みがなされておりますが、組織行動をいかに変革させるかが
問われています。そこで第50回知の創造研究部会では、(株)ニコン
テックの大崎氏に企業における新規事業提案制度への取り組み事例の
探索から組織学習や組織行動変革を実現する動態モデルの提案に関する
研究成果の一端を発表して頂きます。
大崎氏は北陸先端技術大学院大学で知識科学修士号を取得されました。
今回はその研究成果や実務経験知も踏まえて報告をして頂き、参加者
の皆さんとの対話の場を企画しました。
開催方法等については、9月頃のコロナ禍の影響を判断して9月末頃
を目途に部会メンバーgmailのML配信でお知らせします。
プログラムの詳細についてはオンライン開催の可能性も含めてメルマガ
10月上旬発行予定号で学会員の皆さんにお知らせいたします。
【第50回知の創造研究部会のプログラム案】
日時: 10月30日(金)開始18:15~
報告者:大崎達哉氏(株)ニコンテックAS開発部 課長代理
(北陸先端技術大学院大学で知識科学修士号を取得)
論題:企業における新規事業提案制度への取り組み
―組織行動変革を実現する動態モデルの提案―
概要:企業のイノベーションへの取り組みの一環として、近年社内
ベンチャー制度を含む新規事業提案制度が注目を浴び様々な形で
取組みが行われています。今なぜ注目を浴びているのだろうか?
本研究ではパナソニックやソニーといった企業における新規事業提案
制度の設立に至る経緯とその役割の変化について検証し、加えて制度
のもとで働く組織学習について考察します。制度を通じて生まれる
組織内の成員の意識変化に着目し、そのメカニズムを解明することに
より、組織行動の変革につながる動態モデルについても提案します。
参加費:無料
======================
◆実践ナレッジ・イノベーション研究部会の今後の開催日程について◆
実践ナレッジ・イノベーション研究部会
部会長 理事 西原文乃
代表世話人 幹事 穂積義剛
新型コロナウイルスの影響下で新たな日常を模索する日々ですが、
当部会も9月からまずはオンライン(Zoom Meeting)で再開すること
にいたします。以下の日程で開催を予定して参りますのでご予定を
頂ければ幸いです。
9月16日(水)、10月14日(水)、11月18日(水・未定)、12月16日(水)、
1月13日(水)、2月17日(水)、3月17日(水)
なお、各回のテーマと講師は、今年度の2つのテーマである「企業
事例からの学び」と「社会課題の解決」に関連する方々をこれから
調整して参ります。
その準備として、8月12日(水)に以下の通り研究部会を開催します。
お時間とご興味のある方はご参加ください。
日時:2020年 8月12日(水)19:30Zoomアクセス開始、
20:00ごろから本編開始、
21:30頃中締め予定(最大22:00ごろまで)
申込:<https://secispiral202008.peatix.com/>
申込締切:2020年8月12日(水)17:00
※Peatixの利用が難しい方は、部会長(ayanohi@biglobe.jp)まで
ご一報ください。
また、こちらのアンケートにご協力をお願いいたします。パーソル総合
研究所の調査レポートと、ナレッジサーベイの「場」の調査を参考に
して作成したアンケートです。よろしくお願い申し上げます。
<https://forms.gle/qahsrPnKMwLDa7gH6>
======================
◆第23回年次大会のご案内:第1報◆
第23回年次大会チーム世話人 栗本英和
新型コロナウイルスの影響により延期となった第23回年次大会のご案内です。
11月21日(土)09:30-17:00にZoom上で開催いたします。申し込み方法などは次回以降の
メルマガでご案内いたしますが、まずは、ご参加頂けるよう日程の調整をお願いいたします。
第23回年次大会は、一條会長からの基調講演に始まり、午前と午後にそれぞれ特別講演と
パネルディスカッションを計画しています。また、年次総会で好評だった参加者同士の
交流を図るセッションと、会員の研究発表を共有するセッションも計画しています。
現在7つある研究部会の活動を紹介するコーナーも設ける予定です。
オンラインで長丁場の一日となりますが、日本ナレッジ・マネジメント学会の活動に
ご興味のある方々にもご案内を頂き、盛会を目指したいと思います。ご支援とご協力を
お願いいたします。
======================
◆学会誌第19号投稿の募集案内
(『ナレッジ・マネジメント研究』編集委員会)
学会誌第20号の投稿(論文、研究ノート、ケーススタディ)を募集致します。
原稿のページ数は10頁〜14頁とします。特に企業人、研究者の会員各位による実践事例に関するケーススタディの投稿を歓迎します。
なお、第18号から、事例研究についての投稿は原則としてケーススタディに
分類して頂いております(応募の際に「ケーススタディ」と明記して下さい)。
応募に際しては、本学会誌の投稿規程と執筆要項をご覧ください。
『ナレッジ・マネジメント研究』投稿規程
<http://www.kmsj.org/wp/wp-content/uploads/2019/06/124_4.pdf>
『ナレッジ・マネジメント研究』執筆要項
<http://www.kmsj.org/wp/wp-content/uploads/2019/06/124_3.pdf>
締切: 2020年11月30日(月)必着でメール添付ファイルにて送付してください。
送付先: 日本ナレッジ・マネジメント学会事務局 学会誌編集委員会 宛
〒162‐0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町518 司ビル3F
国際ビジネス研究センター 内
E-mail :<kmsj@ibi-japan.co.jp>
投稿送付時のCCおよび問い合わせ先:『ナレッジ・マネジメント研究』
編集委員長 筒井万理子
<mtutui@bus.kindai.ac.jp>
会員の皆様の、奮っての投稿をお待ちしております。
======================
◆リレーエッセイ
記念すべき初回は一條和生氏のご執筆でした。
※132号バックナンバーをご参照ください。
次回のバトンは既に繋がっておりまして、ただいま鋭意執筆頂いています。
『KMSJが繋ぐ知のバトン』次号をお楽しみにお待ち下さい。
======================
◆本学会事務局からのご案内
当学会の2019年度年会費(2020年3月末まで)のお振込みがお済でない
方は、下記の振込口座に至急お名前・ご所属を明記の上お願いいたします。
学会2020年度の年会費をお振込みされる方は、下記の学会の口座にお支払を
お願い致します。
個人会員年会費の金額は8,000円です。
1.銀行口座:口座人名「日本ナレッジ・マネジメント学会」
ゆうちょ銀行 〇一九(ゼロイチキュウ)店
当座預金 口座番号 0392470
2.郵便振替口座:口座人名「日本ナレッジ・マネジメント学会」
早稲田大学前郵便局 00190 – 4 – 392470
なお、住所・連絡先メール等で変更のある方は至急事務局にメールでお知らせ下さい。
当学会へのお問い合せ・連絡先:
日本ナレッジ・マネジメント学会事務局リエゾンオフィス
〒162‐0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町518 司ビル3F
国際ビジネス研究センター 内
電話:03-5273-0473 E-mail:<kmsj@ibi-japan.co.jp>
当学会への新規入会申込みは、下記の当学会HPの入会案内欄をご覧頂きまして、
入会申込みフォームに記入・押印のうえ、当学会事務局に送付願います。
(個人入会申込みには原則として紹介者が必要ですが、不在の場合は学会事務局ないし
研究部会長にご相談願います。)
<http://www.kmsj.org/intro/page-30>
※ブローシャーを更新いたしました
※<http://www.kmsj.org/wp/wp-content/uploads/2020/08/202008Brochure.pdf>
=======================
◆広報業務協力者募集のお知らせ
広報チームでは、HP管理やメルマガの発行など、当学会の広報活動を担っておりますが、
業務範囲が多岐にわたり、手が足りない現状です。
この度、業務の一部をお手伝いしてくださる協力者を募集いたします。
担当頂く業務の種類や分量は相談可能です。
ご希望をお伺いした上で、無理のない範囲でのボランティアサポートをお願い致します。
件名に【KMSJ広報サポート】と明記頂き、ご氏名とご所属を記載のうえ、
<koho.kmsj@gmail.com> までメール送付願います。
HP担当: 荒木理事
メルマガ担当:町井理事
======================
◆編集後記
本来ならば東京オリンピックが華やかに開催されるはずの月であり、
街の様子を眺めても感ずるところが多々あります。
この禍の中、皆さま体調には何卒お気をつけ頂き、この猛暑を少しでも涼やかにお過ごし下さいませ。
会員向けの案内冊子であるブローシャーを更新いたしました。
<http://www.kmsj.org/wp/wp-content/uploads/2020/08/202008Brochure.pdf>
からご覧ください。
さて、次号は10月に発行する予定です。
第133号の投稿原稿の締め切りは9月30日(金)とさせていただきます。
発行は10月9日(金)を予定しております。
投稿を希望される場合は、原稿を作成のうえ、
下記のガイドラインに沿ってメール送付願います。
【送付先】編集担当者宛て(町井、荒木、瀬戸)
<assemblage.llc@gmail.com>
<koho.kmsj@gmail.com>
(お手数ですが上記アドレス共にお送りください)
【メルマガ掲載希望原稿の依頼の方法・投稿のガイドライン】
・ご送付頂いた原稿をそのまま使用致します。
(但しレイアウト等を全体の編集で調整する場合があります。)
・「本文」に加えメルマガ目次に使用するための「タイトル」を示し、
参考情報等は、ハイパーリンクを埋め込むか、或いはファイル添付にて送付願います。
・締め切り期日厳守願います。締め切り期限を過ぎた場合は、
編集の都合で掲載出来ませんのでご了承下さい。
・基本的に、締め切り後の原稿修正および発行後の記事訂正には応じかねます。
======================
編集:メルマガ編集部担当理事 町井美也子
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会広報チーム
配信:日本ナレッジ・マネジメント学会事務局リエゾンオフィス
======================