No.174 2025年9月17日発行(臨時号)

■□————————-

日本ナレッジ・マネジメント学会

メールマガジン 第174号(臨時号) 2025/9/17発行

——————————■□

日本ナレッジ・マネジメント学会会員各位

日頃より、学会活動のご理解とご協力誠にありがとうございます。

この度、下記2件の研究部会イベントのご案内が通常のメルマガに間に合わないため、個別にご案内することとなりました。
内容ご確認の上、お申し込みご参加ください。

1. 9/27(土)15:00~16:30ハイブリッド開催 第25回新産業革命研究部会
2. 10/17(金)18:30~20:30 Zoomによるオンライン開催 知の創造研究部会

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆第25回 新産業革命研究部会のご案内

(新産業革命研究部会長 田原祐子) 

第25回 新産業革命研究部会 9月27日(土) 15:00〜16:30

@富士通Uvance Kawasaki Tower 26F川崎にてハイブリット開催のお知らせ

【テーマ】AIと人間の共創による”デジタルナレッジマネジメント”~機械組織が拓くナレッジフローの新地平~

新産業革命研究部会では、第25回研究部会をリアルとWebのハイブリッド形式で開催します。

リアル会場は、川崎駅から徒歩3分の富士通Uvance Kawasaki Tower 26F!

講師は、株式会社アラヤ ニューロテックチームリサーチチームリーダー濱田 太陽 氏です。

昨今、生成AIの飛躍的な進化によって、ナレッジマネジメントは新たな局面を迎えています。

AIを中心とした「機械組織」と、人間の共創による”新たなナレッジマネジメントのカタチについて、脳科学の視点も踏まえて、参加者の皆様と一緒に考えていきます。

ぜひ、ふるってご参加ください。

―――――――――――――――――――――――――――――

第25回新産業革命研究部会

日時:2025/9/27 (土) 15:00 – 16:30 ハイブリッド開催
場所:Fujitsu Uvance Kawasaki Tower26F
(川崎市幸区大宮町1−5川崎駅から徒歩3分)

研究テーマ:
AIと人間の共創による”デジタルナレッジマネジメント”~機械組織が拓くナレッジフローの新地平~

【今回の研究部会の趣旨】
属人化、サイロ化、そして検索できない知見——多くの企業でナレッジマネジメントは限界を迎えつつあります。
特に、経験や直感に根ざした「暗黙知」は共有されにくく、継承されないまま失われてしまうことが少なくありません。

生成AIは、人間の語りや行動からパターンを抽出し、これまで形式知化が難しかった知を可視化する新たな手段を提供します。

また脳科学の視点を加えることで、人間がどのように知識を獲得・活用しているのかを理解し、AIによる知識支援のあり方をより的確に設計できる可能性があります。

本研究会では、生成AIを活用した暗黙知の形式知化や、プロジェクト終了後に失われやすい知識の保存・活用といった実践的な事例を取り上げます。

さらに、分散的に存在する知をどう統合し、機械組織やDAO的な枠組みの中で活かしていけるのかを議論します。

人とAIが協働し、知識経営を進化させていくための具体的な方向性を、参加者のみなさまと共に探っていきます。

【概要詳細】

多くの企業でナレッジマネジメントは転換期を迎え、AIによる業務効率化が進み始めています。 DAOなどの分散型組織でも、生成AIを活用した新たな知識管理の試みが登場しています。 

本トークでは、生成AIの特性を捉え直し、サイバネティクスや分散型科学の事例から「機械組織」の可能性を探ります。

AIを「知識の媒介者」として活用し、断片化した知見を流動化して意思決定や価値創造につなげる—そのような“デジタルナレッジマネジメント(DNM)”の未来を共に考えます。

___________________________

【講師】

濱田 太陽 氏

株式会社アラヤ ニューロテックチーム リサーチチームリーダー

NeuroAI事業部のリサーチチームリーダー / Moonshot R&Dプログラム プロジェクト

【講師のプロフィール】

システム神経科学・認知神経科学を専門とし、知識の分散や協働の仕組みを探究。
近年は「分散型科学(DeSci)」やオープンサイエンスの視点から、
AIと人間の協働による知識再構築の可能性を研究。
また、LLMによるデジタルクローンの研究に従事。

【ファシリテーター】

田原祐子(日本ナレッジ・マネジメント学会理事、新産業革命研究部会長)
株式会社ベーシック 代表取締役 /社会構想大学院大学 教授

森 拓海(日本ナレッジ・マネジメント学会 幹事、新産業革命研究部会 代表世話人)
富士通株式会社 AI活用エンジニア 社内にてナレッジマネジメントを応用した新規事業開発担当

詳細・参加申込はこちら
⇒KMSJ 第25回 新産業革命研究部会【ハイブリット参加】 | Peatix
https://peatix.com/event/4554272

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆第69回 知の創造研究部会のご案内
(知の創造研究部会長 植木英雄)

第69 回知の創造研究部会では、「目的指向介護とAIによる知識共創の実践」について株式会社シーキューブ 社長・東京都立大学講師の三ツ木直樹氏を招聘して講演会を開催します。

 講演では、介護現場の日々の経験をAI媒介で言語化・構造化し、チーム内で循環させることにより、現場人材の自律的成長と組織の質の底上げを図る実践を紹介します。評価枠組みと運用プロセス、現場・地域・研究の三者による共創設計、および具体的な学習サイクルの設計・運用知見を共有します。

知人、友人もお誘いして皆さんのご参加を歓迎します。

第69回 知の創造研究部会のプログラム

開催日時:2025年10月17日(金)Zoom オンラインで実施します。
午後18:20開演準備、18:30開始~20:30 終了予定

講演テーマ:目的指向介護とAIによる知識共創の実践:地域に根ざした介護人材の学びの循環と自律的成長

講演後に西村拓一教授(北陸先端科学技術大学院大学副研究科長・トランスフォーマティブ知識経営領域)より補足コメント(20分)。

その後、参加者の皆さんとの質疑・討論の場を設けます。

司会:植木英雄(本学会理事・知の創造研究部会長)

下記のPeatix(登録・参加費無料)から申し込まれた方にZoom ID、パスコード、URL情報を前日夜までにお知らせします。(Zoomの更新をお願いします。)

参加申し込み先:https://kmsj20251017.peatix.com/

申込〆切: 2025年10月14日(火曜)まで。
(非会員の方も参加可能です。都合で途中からの参加、退出構いません。)

======================

編集:メルマガ編集担当幹事 瀬戸陽子
編集補助: 広報担当理事 清水美也子 荒木聖史
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会広報チーム
配信: 日本ナレッジ・マネジメント学会事務局リエゾンオフィス

※このメールは送信専用アドレスから配信しております。

※このメールは送信専用アドレスから配信しております。