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日本ナレッジ・マネジメント学会メールマガジン
第74号 2013/10/18
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編集・発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局
□ 目 次
◆知の創造研究部会主催11月1日研究会会のご案内
◆早稲田大学知的資本研究会との共催イベント開催について
◆<特別寄稿>創造の経済時代のナレッジマネジメント その3
◆『ナレッジ・マネジメント研究年報』第13号の投稿募集について
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◆知の創造研究部会主催11月1日研究会会のご案内
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事・知の創造研究部会長 植木英雄)
知の創造研究部会(第25回)を下記の要領で行ないますので、ご案内いたし
ます。
今回は、関連学会の研究者との交流を深める計らいで、日本創造学会理事長、
近畿大学イノベーション研究所長をされている徐 方啓 教授を招聘いたします。
徐先生は、近代ジャーナルKindai Management Review(丸善出版)の編集長も
されています。また、イギリスのPalgrave Macmillan社から先月出版された
「野中シリーズ」第2弾Towards Organizational Knowledgeを編集・執筆され
ています。
今回は、10月にダイヤモンド社から野中先生他と共著で上梓された『アジア
最強の経営を考える』に関連して、「中国最強企業の経営」について講演をし
て頂きます。徐先生には、日本との比較の視点も加味して、知の獲得と創造な
どの課題に対して、中国最強企業の対応や事例なども、可能な限り補足してお
話をして頂けるようにお願いをしております。
なお、最初の報告者として、安部会員より「ビジョンの力と仲間の力:知と
行動の4行程モデルを使った調査の中間報告(2)」を報告して頂きます。
お二人ともSECIモデルの研究と実践で学識経験が深いため、参加者の皆さん
との質疑・討論でさらに深堀されることが期待されます。
それでは、多くの皆さんのご参加をお待ちしております。
【第25回研究会の概要】
日時:11月1(金)午後6時?8時40分
(午後5時50分より会場受付)
会場:東京経済大学葵友会大手町サテライト(大手町ビル533号室)
(地下鉄丸の内線、千代田線大手町駅ビル5階)
報告1:
「ビジョンの力と仲間の力:知と行動の4行程モデルを使った調査の中間報告(2)」
安部博文 会員(電気通信大学産学官連携センターIM、兼担講師)
(6時?7時 含む質疑・討論)
講演2:
『アジア最強の経営を考える』に関連した中国最強企業の経営」
徐 方啓 教授(日本創造学会理事長、近畿大学イノベーション研究所長)
(7時10分?8時40分、講演70分、質疑・討論20分)
司会:植木英雄 教授(東京経済大学 経営学部)
参加費:無料
※研究会の参加希望者は会場・資料の準備上、10月26日迄に下記の
フィーマットでご連絡願います。
連絡先: 知の創造研究部会長 植木 h-21ueki@tku.ac.jp
11月1日開催第25回研究会の出欠ご連絡のお願い
********************フォーマット*********************
パネル討論会:参加_ 欠席_(該当以外を削除願います。)
氏名:
所属:
連絡先E-メール:
*******************************************************
植木英雄
KMSJ 知の創造研究部会長 h-21ueki@tku.ac.jp
◆早稲田大学知的資本研究会との共催イベント開催について
(日本ナレッジ・マネジメント学会事務局)
来る11月21日(木)と25日(月)の2回にわたり早稲田大学小野記念講堂に
おきまして、以下の知的資本に関するイベントを開催することとなりました。
皆様には後日、より詳細な参加のご案内を送信させて頂きます。
●「アジアにおける知的資本経営の現状と課題」
日時 2013年11月21日(木)10時?18時
会場 早稲田大学小野講堂(東京都新宿区西早稲田1-6-1)
主催 早稲田大学知的資本研究会・日本ナレッジ・マネジメント学会
協賛 株式会社ICMG
基調講演(予定)
「21世紀のアジアが求める知的資本経営」
Leif Edviosson(President,New Club of Paris)
特別講演(予定)
「日本の企業文化の発信?クールジャパンの展開」
西山 圭太 氏(経済産業省 経済産業政策局審議官)
他多数の講演を予定しております。
●「21世紀のナレッジマネジメントを展望する」
開催日時 2013年11月25日(月)9時30分?17時30分
会場 早稲田大学小野講堂(東京都新宿区西早稲田1-6-1)
主催 早稲田大学知的資本研究会・日本ナレッジ・マネジメント学会
基調講演(予定)
Ahmed Bounfour(パリ南大学教授、New Club of Paris副会長)
尚当日は4つのセッションと統括パネルを設ける予定です。
◆<特別寄稿>創造の経済時代のナレッジマネジメント その3
(日本ナレッジ・マネジメント学会専務理事 山崎秀夫)
■社会を変え始めた起業のクラウドファンディング
最近、日経新聞紙上でも取り上げられているのがネット発の新しい資金調達
法の「クラウドファンディング」です。従来のエンジェル層やベンチャーファ
ンドからでは無く、生活者=消費者が直接関わる資金調達手法として注目され
ています。その形態は寄付型、購買型、投資型など様々です。米国ではICT
革命が第四段階(パソコンだけでは無く様々なモノがネットに接続するスマー
ト革命時代)に入って生活者が起業を支える手法として注目されています。
ネットから始まったクラウドファンディングに火を付けたのは2008年の大統
領選挙における民主党オバマ陣営でした。彼はインターネット選挙を重視し、
公的な資金をすべて断り、一口5ドルの生活者からの草の根寄付に勝負をかけ
て大成功を果たしたのです。その後クラウドファンディングは、モノのインタ
ーネット時代の勢いに乗って新規性の強いゲーム機やゲーム、映像作品の制作
などの起業を支えました。例えばスマートウオッチのペブルやアンドロイド・
ゲーム機メーカーのOUYAなどの成功事例があります。多くの場合、お礼は
一台の商品やサービスなどです。(ゲーム機などの購買型の場合)
しかしクラウドファンディングは、21世紀型の資金調達手法として単なるネ
ット関連商品を越えて社会を変え始めています。資金調達に失敗してブロード
ウエーにおける芝居のニューヨーク・シティホールが倒産しましたが、これは
クラウドファンディングで支持が得られなかった為です。米国では多様なクラ
ウドファンディングが一挙に広がっています。それを多様性を持つ生産消費者
(プロシューマー)が支え始めています。
日本でも東日本大震災の義捐金がクラウドファンディングの思想を普及させ
ました。宮城県気仙沼市の高校生が企画・製造する「なまり節ラー油」が資金
調達に成功したり、社会人のアメフト強豪がクラウドファンディングで資金調
達を試みています。しかし日本と米国ではクラウドファンディングの規模が全
く異なります。(一桁以上違います)その差が創造の経済に向けた変化の胎動
の差なのでしょう。
キャンプファイアー(クラウドファンディングのサイト)
http://camp-fire.jp/
★アメフト強豪、クラウドファンディングで資金調達
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0602K_W3A900C1000000/
★気仙沼の高校生、ネット使い「ラー油」 資金・人材集め企画
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO61002380S3A011C1TJ2000/
◆『ナレッジ・マネジメント研究年報』第13号の投稿募集について
(『ナレッジ・マネジメント研究年報』 編集委員長 植木英雄)
『ナレッジ・マネジメント研究年報』第13号の投稿(論文および研究ノート)
を募集いたします。投稿規程と執筆要項(学会ホームページリンク先に掲載)
に基づき、2013年10月31日(木)までに投稿原稿とメディアを学会事務局研究
年報編集委員会宛てに送付してください。
なお、投稿の際には投稿原稿のファイルを研究年報編集委員長へも転送して
頂けますよう、お願い申し上げます。
投稿原稿は最近年の年次大会、研究部会等の発表者以外でも投稿できます。
会員の皆さんの奮っての投稿をお待ちしております。
「ナレッジ・マネジメント研究年報」投稿規定
http://www.kmsj.org/news/nenpou_kitei.pdf
「ナレッジ・マネジメント研究年報」執筆要項
http://www.kmsj.org/news/nenpou_youkou.pdf
連絡先:研究年報編集委員長 植木英雄 E-Mail: h-21ueki@tku.ac.jp
送付先:日本ナレッジ・マネジメント学会事務局 研究年報編集委員会 宛
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町3-1-10田中ビル4階
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<編集後記>
メルマガの内容についてのご意見、ご感想及びメールアドレスの変更などは
以下のアドレスにお願いします。 (編集長 松本 優)
学会アドレス:kms@gc4.so-net.ne.jp
編集・発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局(森田 隆夫)
問合先 日本ナレッジ・マネジメント学会事務局
TEL:03-3270-0020 E-Mail:kms@gc4.so-net.ne.jp