No.150 2022年11月8日発行(大会特別号)

KMSJ メールマガジン 第 150 号(大会特別号)

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日本ナレッジ・マネジメント学会
メールマガジン 150 2022/11/8
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■■目 次■■

◆第25回年次大会の参加ご案内
◆第59回知の創造研究部会12/9のご案内(リマインダー)
◆学会誌第21号投稿の募集案内
◆編集後記

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◆第25回年次大会の参加ご案内◆

第25回年次大会のプログラムが決まりましたのでお知らせいたします。
参加のお申込みは末尾に記載のPeatix よりお願いいたします。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

大会日時: 2022年11月27日(日)9:20(9:00開場)~17:00
大会テーマ: 個人、家族、チーム、組織、コミュニティ、社会、そして地球
〜 知識創造で解くべき課題設定を問い直す~

大会テーマの背景と目的
VUCAの世界に生きる私たちは、日々、様々な問題や課題に直面しています。
それらは個人的なものから社会、国、地球レベルまで、空間的、時間的な多様性を持っています。
たとえば、COVID-19の感染拡大は、日常の働くことと生きることが密接につながっていることを再認識するきっかけとなりました。
ロシアとウクライナの戦争は、食糧やエネルギーの分野で世界的に影響を与えています。
こうした問題や課題に対して、日本ナレッジ・マネジメント学会では、
改めて知識創造を鍵に、解くべき課題は何かを問い、課題を設定して、
解決に向けた道筋を探りたいと考えています。
みなさまと自由闊達な意見交換ができることを楽しみにしています。

◇年次大会のプログラム
実施方式: Zoomオンラインで開催します。

【午前の部】
9:00 Zoom開場
9:20 大会開始
開会挨拶: 一條和生氏 (本学会会長)

第1部:講演
司会進行 西原(廣瀬) 文乃氏 (本学会理事・大会世話人代表)

9:30‐10:30
基調講演: 松本 雄一氏 (関西学院大学教授)
テーマ:「実践共同体から見るナレッジ・マネジメントの未来」

第2部:パネルディスカッション
10:30~11:55
テーマ:「個人、家族、チーム、組織、コミュニティ、社会、そして地球の各レベルでの知識創造の最先端の課題は?」
司会・コメンテーター: 野村 恭彦氏 (大会リーダー、Slow Innovation代表
/ KIT虎ノ門大学院教授)
パネリスト:松本 雄一氏 (関西学院大学教授)、
伊藤 圭之氏 (京都市行財政局総務部総務課担当係長、
一般社団法人アソボロジー代表理事)、
伊藤 武志氏(大阪大学教授、学会理事)、
筒井 万理子氏(近畿大学教授、学会理事)、
西原(廣瀬) 文乃氏(立教大学准教授、学会理事)、
野村 恭彦氏(金沢工業大学虎ノ門大学大学院教授、学会理事)

※Garden Lab Kyotoよりオンライン発信で行います。会員の皆様とは、チャットによる質疑応答、参加者全員参加でインタラクティブに行います。

集合写真

昼休み(11:55‐12:55)
(昼休みはマイクミュートをはずして(チャットも可)で交流できる状態とします)

【午後の部】
研究部会の活動報告(13:00‐14:30)
15分質疑含む(*6研究部会) 全て本学会理事かつ部会長
① 東海部会/栗本 英和氏
② 知の創造研究部会/植木 英雄氏
③ 実践ナレッジイノベーション研究部会/西原(廣瀬) 文乃氏
④ SDGs研究部会/高山 千弘氏
⑤ 新産業革命研究部会/田原 祐子氏
⑥ ISO等標準化研究部会/齋藤 稔氏

研究発表(自由論題)(20分報告+10分質疑)

トラックA:
研究発表1(14:40‐15:10)
論題:「都市の脆弱性とナレッジ:ソーシャルアントレプレナーシップの視点から」
報告者: 岡田 依里氏(Boston Cancer Policy Institute, Inc, Senior Academic Fellow)
司会・コメンテーター:未定

研究発表2 (15:15‐15:45)
論題:「メタバース空間における協働過程の発話コミュニケーション解析」
報告者: 栗本 英和氏      (名古屋大学未来社会創造機構)
西山 直宏氏・江間 巧樹氏(名古屋大学情報学部)
平子 友博氏・上井 元氏(名古屋大学大学院環境学研究科)
西原(廣瀬) 文乃氏 (立教大学経営学部)
司会・コメンテーター:未定

トラックB
研究発表1(14:40‐15:10)
論題:「音声つぶやきシステムを用いた漁船機関保守のナレッジ・マネジメント」
報告者: 井上 杜太郎氏 (北陸先端科学技術大学院JAIST)
司会・コメンテーター: 西中 美和氏(香川大学大学院教授)

研究発表2 (15:15‐15:45)
論題:「後進層が期待するベテラン経験知の価値とその移転
-IT企業A社SE部門におけるベテラン層と後進層による知の協創-」
報告者: 細野 一雄氏(JAIST知識科学博士)
司会・コメンテーター: 植木 英雄氏(本学会理事・研究部会長)

パネルディスカッションのクロージングダイアローグ(16:00~17:00)

閉会 17:00

参加費: 会員(個人・法人)無料、一般1100円 (学生無料)
締め切り: 11月25日(金)
参加申し込み先: Peatix https://kmsj2022.peatix.com

備考: Peatixより参加お申込みをされた方には前日までにZoomオンラインのID、パスコ―ド、Zoom招待URLを自動配信いたします。
(なお、一般参加者で本学会に入会を申し込まれる方の参加費は無料にしますので、
学会HP 入会方法 | 日本ナレッジ・マネジメント学会 (kmsj.org)の入会申し込み書に記載して
本学会事務局 kmsj@ibi-japan.co.jp にその旨を明記して送付願います。

以上

西原(廣瀬) 文乃 (第25回学会年次大会 世話人代表)

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◆第59回知の創造研究部会12/9のご案内(リマインダー)
(本学会理事、知の創造研究部会長)

知の創造研究部会は創設以来今年で15年目になりました。
そこで、15周年記念第3弾)として特別講演と討論の場を12月9日(金)18:30~に企画しました。
第59回研究部会では、やさしいビジネススクール学長(前大阪大学大学院准教授)の
中川功一先生に『エコシステム・ディスラプション戦略「イノべーターのジレンマ」の後継議論』
の論題で講演をして頂きます。

中川先生は、8月にR. Adnerの『エコシステム・ディスラプション』を監訳され
上梓された本で解説文も書かれています。
この本の副題は「業界なき時代の競争戦略」と記載されており、
デジタル技術やAIなどで変化が激しい第4四次産業革命の変曲時代を迎えて、
「正しいゲーム」に勝つ理論と実践が語られます。

そこで、経営戦略分野における新理論であり、
クリステンセンの「イノベーターのジレンマ」の後継理論と目される
「エコシステム・ディスラプション戦略」を監訳者が概説や内外の企業事例も交えて、講演されます。
そして、実際にこの理論をどう日本企業の現実に落とし込んでいけばよいのかについて展望を行い、
参加者の皆さんとの質疑や討論を行います。

中川先生のプロフィール:
経営学者、YouTuber、経済学博士(東京大学)
2008年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)、
大阪大学大学院経済学研究科准教授などを経て独立。
現在、株式会社やさしいビジネスラボ代表取締役、
オンライン経営スクール「やさしいビジネススクール」学長。
専門は経営戦略、イノベーション・マネジメント。「アカデミーの力を社会に」を使命とし、
多方面にわたって経営知識の研究・普及に尽力されている。
YouTubeチャンネル 「中川先生のやさしいビジネス研究」では、経営学の基本講義とともに、最新の時事解説のコンテンツを配信している。

研究業績等はこちら。https://yasabi.co.jp/nakagawa/
URL:https://yasabi.co.jp/

◇第59回知の創造研究部会12/9(金)のプログラム
日時:12月9日(金)18:15~Zoomオンラインの準備、
18:30より開始~20:30終了予定

特別講演(講演50分程度)
講演者:中川功一先生
テーマ:『エコシステム・ディスラプション戦略「イノべーターのジレンマ」の後継議論』

質疑応答(15分程度)後に、希望者はプロアクティブな学習(20分程度)をします。
中川先生の「問い」について、ブレイクアウトルームで発表し合うという
プロアクティブな学習機会の場を設けます。
希望者はチームに分かれて自由に討議し合い、
その概要を各チームの司会者がまとめて全体討議で発表し、中川先生から講評をして頂きます。
(講演での問いかけは講演の後半にppt資料でチャット欄に提示します。)
最後に、中川先生から総評・コメントをして頂きます。

総合司会:知の創造研究部会長 植木英雄

参加費は、どなたも無料です。
下記のpeatix(登録無料)から申し込まれた方にZoom ID、パスコードURL情報を前日夜までにお知らせします。
(既に申し込まれた方は結構です。)
〆切12月5日(月曜日)まで。
(都合で途中からの参加、退出構いません。)
申込み先のpeatix→ https://kmsj20221209.peatix.com/

この貴重な機会に新たな知見を一緒に獲得しましょう!

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◆学会誌第21号投稿の募集案内◆
(『ナレッジ・マネジメント研究』編集委員会)

学会誌第21号の投稿(論文、研究ノート、ケーススタディ)を募集致します。
原稿のページ数は10頁~14頁とします。特に企業人、研究者の会員各位による
実践事例に関するケーススタディの投稿を歓迎します。
なお、第18号から、事例研究についての投稿は原則としてケーススタディに
分類して頂いております(応募の際に「ケーススタディ」と明記して下さい)。
応募に際しては、本学会誌の投稿規程と執筆要項をご覧ください。
『ナレッジ・マネジメント研究』投稿規程
<http://www.kmsj.org/wp/wp-content/uploads/2019/06/124_4.pdf>
『ナレッジ・マネジメント研究』執筆要項
<http://www.kmsj.org/wp/wp-content/uploads/2019/06/124_3.pdf>
締切: 2022年11月30日(水)必着でメール添付ファイルにて送付してください。
送付先: 日本ナレッジ・マネジメント学会事務局 学会誌編集委員会 宛
〒162‐0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町518 司ビル3F
国際ビジネス研究センター 内
E-mail : <kmsj@ibi-japan.co.jp>
投稿送付時のCCおよび問い合わせ先:『ナレッジ・マネジメント研究』
編集委員長 筒井万理子 <mtutui@bus.kindai.ac.jp>

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◆編集後記◆
11月に入り随分肌寒くなったように感じます。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

本号のメルマガは大会特別号という扱いで、
通常は偶数月発行のところ、みなさまへ11/27の
大会ご案内を差し上げるべく、イレギュラーでお届けしております。
奮ってご参加を賜りますようお願い申し上げます。

当学会ではナレッジ・マネジメントの最前線を皆さまにお届けすべく、
多方面で精力的に活動いたしております。
来たる1月には英語論文投稿の研究会なども企画されております。
学会HPのnews and informationにお知らせしておりますので、
ご興味のあるかたは是非チェックなさって下さい。

さて、次号は12月に発行する予定です。
第151号の投稿原稿の締め切りは11月30日(水)とさせていただきます。
発行は12月上旬〜中旬を予定しております。
投稿を希望される場合は、原稿を作成のうえ、
下記のガイドラインに沿ってメール送付願います。

【送付先】
編集担当(広報チーム)宛て
<publicity@kmsj.org>
※送付先アドレスが変わりました。ご注意ください。

【メルマガ掲載希望原稿の依頼の方法・投稿のガイドライン】
・ご送付頂いた原稿をそのまま使用致します。
(但しレイアウト等を全体の編集で調整する場合があります。)
・「本文」に加えメルマガ目次に使用するための「タイトル」を示し、
参考情報等は、ハイパーリンクを埋め込むか、或いはファイル添付にて送付願いま
す。
・締め切り期日厳守願います。締め切り期限を過ぎた場合は、
編集の都合で掲載出来ませんのでご了承下さい。
・基本的に、締め切り後の原稿修正および発行後の記事訂正には応じかねます。

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編集:メルマガ編集担当理事 清水美也子
発行:日本ナレッジ・マネジメント学会広報チーム
配信:日本ナレッジ・マネジメント学会事務局リエゾンオフィス
※このメールは送信専用アドレスから配信しております。
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