一條 和生 ICHIJO, Kazuo

所属(現・元)
IMD(スイス、ローザンヌ) 教授、一橋大学名誉教授
KM学会での役割
会長
著書等
『バリュー経営:知のマネジメント』、1998年4月、東洋経済新報社(日本経営協会、1998年度経営科学文献賞、日本ナレッジ・マネジメント学会、1998年度第1回学術賞、日本公認会計士協会、第11回中山 MCS基金賞、受賞)、Enabling Knowledge Creation: How to Unlock the Mystery of Tacit Knowledge and Release the Power of Innovation (with Georg von Krogh and Ikujiro Nonaka), Oxford University Press 2000(2000年度、全米出版協会、最優秀ビジネス書賞、受賞、翻訳として、ゲオルク・フォン・クロー、一條和生、野中郁次郎『ナレッジ・イネーブリング:知識創造企業への五つの実践』東洋経済新報社、2001年9月)。『シャドーワーク 知識創造を促す組織戦略』(徳岡晃一郎と共著)、東洋経済新報社、2007年、『企業変革のマネジメント』(NTTデータと共著)、東洋経済新報社、2008年、『MBB:「思い」のマネジメント』(徳岡晃一郎、野中郁次郎と共著)、東洋経済新報社、2010年、『グローバル・ビジネス・マネジメント』、野村総合研究所グローバルマネジメント研究チームと共著、2015年、『リーダーシップの哲学』、東洋経済新報社、2015年、『井深大』(日本の企業家シリーズ)、PHP研究所、2017年、Business Despite Borders: Capitalism in the Age of Populist Anti-Globalization, Santiago Iñiguez de Onzoñ and Kazuo Ichijo (editors), Palgrave Macmillan, 2018
記事
知識創造理論に基づいて、リーダーシップ、企業変革に関する教育・研究活動を進める一方、現在、日本ならびに海外の一流企業のリーダーシップ育成プロジェクト、コンサルティングに深くかかわる。日米の数多くのリーディング・カンパニーで長期的な経営者育成プログラム、企業変革プロジェクトを設計、指導している。
グローバルに行っているエグセクティブ教育が評価されて、同分野では世界トップと評価されているビジネススクールIMD(スイス、ローザンヌ)の教授に日本人として初めて就任し(2003年)、長年、グローバルな経営者教育に携わる。2014年4月1日より一橋大学大学院国際企業戦略研究科研究科長として、また学内組織再編制に伴い、一橋ビジネススクール、国際企業戦略専攻、専攻長として、一橋ビジネススクールを世界のトップビジネスクールにすべくリーダーシップを発揮。その活動が高く評価されて、2022年4月1日から再びIMDのフルタイム教授に復帰。今、日本で最もグローバルに活躍している経営学教授という評価に応えるべ く、日本と世界との架け橋となることを目指す。

現在、株式会社シマノ社外取締役、ぴあ株式会社社外取締役、株式会社電通国際情報サービス社外取締役、株式会社ワールド社外取締役、IFIファッションビジネススクール学長、日本ナレッジマネジメント学会会長も務める。